音や音楽が人と人をどうつなげるのか、どのようにつなげていったのか、また、音や音楽を介し自分と如何につながれるのかを2日間に渡り、様々な角度から講演やワークショップを通し学ぶ

日時:2019年 6月 29日(土)~30日(日)

会場:ゆ~さ浅虫 4階 会議室 

催:特定非営利活動法人青森音楽療法研究会

共催:日本臨床音楽研究会  協力:青森いのちのネットワーク

4月からこちらの研究会HPで申込受付予定です。もう少しお待ちください。

       

◆◆ 音楽療法セミナー19『音でつながる・音がつなげる』◆◆

日 時:2019629日(土)13:30開会~30日(日)13:40閉会

会 場:ゆ~さ浅虫 4階 会議室(青森市)

29

「小学校でのこころの健康づくり教室」佐々木純子(NPO法人青森音楽療法研究会理事長)

日本では若年層の自殺死亡率が先進7か国で最も高く、改正自殺対策基本法では全ての児童・生徒を対象に「SOSの出し方教育」を行うよう求めていますが、学校現場での実施率は1.8%にとどまっています。青森音楽療法研究会ではH16年度から県内の小学校で「こころの健康づくり教室」に音楽エクササイズを取り入れた活動を行ってきました。言語だけでは理解が難しい小学生を対象にした全国的にも珍しいこの活動についてお話しします。

日米におけるホスピス音楽療法」  佐藤由美子(米国音楽療法士)

日本とアメリカ、二つの国のホスピスで音楽療法を実践した経験を基に、終末期ケアにおける音楽療法についてお話しします。音楽を通じて、人は人生の最期にどのように気持ちを共有することができるのでしょうか? また、認知症や失語症で言葉を失った人たちやそのご家族を、音楽療法士はどのようにサポートすることができるのでしょうか? 映像やデモンストレーションを用いてお伝えしたいと思います。

「音楽で他者とつながるとは?」    齋藤 考由日本臨床音楽療法学会理事長

つねづね私達は「個」として過ごしています。ところが、震災などの危機に直面すると途端に「つながる」や「絆」がキーワードになります。そもそも人は「個」としてのみ存在するのでしょうか。演者は、音楽する際にしばしば自他の別が不明瞭となる経験をしてきました。それは「類的存在」としての自分を体験することでした。今回は、患者さんとの臨床体験をベースに他者と「つながる」媒体としての「音声」を中心にお話ししてみます。

30 ワークショップ

「本音:心と音」~尺八と共に~  ジョン ニコラス べランド

(尺八製管師 指導者/弘前大学非常勤講師)

日陰に隠され、枯れている花に光を照らすと元気になっていく如く、人間の心に抑制されている気持ちや思いを表現することによって癒やしに繋がる。こういう「Expressive Therapy」(表現療法)は新しい現象ではなく、古代の「尺八古典本曲」や「グレゴリオ聖歌」にも現れている。温故知新の気持ちで、昔の宗教音楽から学び、心の表現力を深めて行こう。

「思い出の音とのイメージワーク」  北本 福美(金沢医科大学神経精神科学・講師)

それぞれの人生の中で出会った、忘れられない音の思い出があると思います。
今はもう2度と聞くことはできないけれど、その時の感激や感動は暖かさを保っている・・・、そんな音との再会をイメージワークしていきたいと思います。
その時間へと螺旋状に降りて行き、瞬間の体験を丁寧に味わいなおして、ゆっくり観察・体現しながら音を身体にアンカリングする。そんなワークです。